1⃣ペガサスの宙

1/35
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ

1⃣ペガサスの宙

 僕は、昔、在る友達と約束をしたのを、是の歳になって思い出していた。 いつの間にか、幼い頃の楽しいかったであろう思いでも、哀しい思いも全て、そう、何もかも、封印をした。其れが、時の流れが、いゃ、死を意識すればする程 ココロの脳裏に突然浮かぶ。心臓が、その時の感触を脳細胞を刺激する。あらゆるモノを感じ、時間さえも、逆行さえしょうとしている錯覚に囚われようとしている。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!