第1話 夢見

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夢見…それは、未来を己の夢によって導く者。 チュン…チチチ… …っ!! 鳥たちのさえずりで、目が覚める。 「夢…か。」 そうだ、あれは夢だ。 ダダダッ スターンッ。 「おい!朝だぞ!起きろ!って、もう起きてんじゃん。」 「飯だぞ。早く来いよ!!」 「じゃな、俺先行ってるから。」 ダダダッ そう言って再び駆けていくのは、新撰組八番組組長藤堂平助である。 「・・・。着替えよう。」 着替えを済ませて、広間に向かう。 in広間 「あれ、遅かったね。咲夜(さくや)ちゃん♪」 広間に入って、真っ先に声をかけてきた男は、新撰組一番組組長沖田総司である。 咲「すみません。」 「謝ることは無いですよ。」 この人は新撰組三番組組長斎藤一。 平「そうそう。ほら、早く咲夜も食えよ。」 沖「そうだね。今日は斎藤君が、腕によりを込めた朝食だしね。」 斎「あ、あぁ。」 賑やかな朝の広間で皆との食事。 平和な情景が広がる。
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