幼なじみの友達

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?「で、でも、やっぱり言い過ぎだと思う」 さらに ?「そうだよ、言い過ぎだよ、人がどんな趣味を持とうと自由だよ」 ?「確かに、そう言えばそうよね、藤原君、さっきはごめんなさい。」 直樹「あ、ああ、まぁ気にしてないし」 俺は驚いた、一人の生徒の発言で、さっきまで俺を罵倒していた女子生徒はもちろん、男子生徒が謝罪してきたのだから。 直樹「まぁ、オタクであるのは事実だし、前の学校でも結構罵倒されてたからな、もうなれちまってるんだよ」 その後は 「さて、彩波さん、謝りなさいよ」 「そうよ」 「私も言えないけどさ、罵倒された人の気持ち考えたことあるの?」 すると、罵倒を浴びせた女子生徒は ?「分かったわよ!!謝ればいいんでしょ、ゴメンナイ、これで満足?」 「ちゃんと謝れ!!」 「そうだそうだ」 ?「く、たく、罵倒を浴びせてごめんなさい」 直樹「いや、いいよもう」 その後はチャイムがなり、俺達は入学式に出るため、体育館に向かった。
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