お兄さん

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耳元で囁き、逃げないように首に腕を回す。 「こんな所司に見られたら」 『さっきからそればっか。あきたんだけど?』 兄貴と顔の距離を縮めて目を閉じる。 「…ッ」 『早くしろ』 きっと、兄貴は顔を真っ赤にさせてんだろうな 『もしかして、照れてんのか?』
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