第2章

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それから数分歩いていくと新入生がぞろぞろ掲示板に集まっているのが見えた。 海斗「クラスが貼り出されてんだな。同じだったら…」 隣にいるはずのゆうを見ると見ず知らずのヤツが困惑した顔で俺をみていた。 海斗「あっ…悪ぃ…人間違えた。」 彰「いえ。」 それだけ言うとソイツはスタスタと歩いて行ってしまった。 海斗(なんだ。無愛想なヤツだな。てかこの学園にも眼鏡でボサボサの髪でいかにもオタクってヤツもいるんだな~。) ゆう「海斗~ 同じクラスだったよ~♪」 そんなことを考えていると満面の笑みで腕が取れるんじゃないかと思うぐらいにブンブンふるゆうがいた。 海斗「ったく勝手にいなくなんなよ。まあ同じクラスで良かったな。」 ゆうの頭をなでると赤い顔で上目遣いで「子ども扱いすんな…」 と言ってきた。
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