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ゆっくり目を開けると、薄暗くなった自分の部屋のベットに横たわっていた。
「夢……か……」
辺りを見回し、もう一度自分の部屋で間違いないか確認した。
「結衣ー」
母があたしを呼ぶ声が聞こえた。
「なにー?」
母の姿を探し、眠気眼をこすりリビングへ向かった。
「もう、何度も呼んだでしょ!!何してたの?」
少し怒り口調の母、
そんな母を無視し、
私はマイペースに答えた。
「疲れて寝てた。」
あたしの話しを聞き流し、母はいそいそと食事の用意に取り掛かった。
「食事の用意手伝って。」
「お姉ちゃんは?」
あたしはお皿を並べながら聞いた。
「バイトで遅くなるって。」
「えっ!今日も?!」
お姉ちゃんが帰ってくると、いつも彼氏と一緒なのに……
てか、何期待してるんだろう、
あたし
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