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「卵焼き頂戴よぉ~」
頬っぺたを膨らませて上目遣いでねだる。
「尚都の弁当はそれだろ?
卵焼きだって入ってるじゃん」
いやだ~いやだ~っと
制服の袖を引っ張りキラキラした目で『あ~ん』と口を開けている。
こんな尚都に弱いのが渉さんの弱点です。
「ほらよ///」
卵焼きを美味しそうに頬張る尚都はそれは可愛かった!
「渉って料理上手だよね♪僕のお嫁さんになって欲しいくらいだよ~」
次は唐揚げをねだる尚都。
「………///////」
渉さん絶賛照れ中です。
「どうかした?」
唐揚げを頬張りながら小首を傾げる。
「俺が嫁じゃなくて…
尚都が俺の嫁になってくれねぇんだ?///」
「!?///////////」
今度は尚都くんがゆでダコ中。
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