1:妄想

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「卵焼き頂戴よぉ~」 頬っぺたを膨らませて上目遣いでねだる。 「尚都の弁当はそれだろ? 卵焼きだって入ってるじゃん」 いやだ~いやだ~っと 制服の袖を引っ張りキラキラした目で『あ~ん』と口を開けている。 こんな尚都に弱いのが渉さんの弱点です。 「ほらよ///」 卵焼きを美味しそうに頬張る尚都はそれは可愛かった! 「渉って料理上手だよね♪僕のお嫁さんになって欲しいくらいだよ~」 次は唐揚げをねだる尚都。 「………///////」 渉さん絶賛照れ中です。 「どうかした?」 唐揚げを頬張りながら小首を傾げる。 「俺が嫁じゃなくて… 尚都が俺の嫁になってくれねぇんだ?///」 「!?///////////」 今度は尚都くんがゆでダコ中。
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