第40章…はじめまして

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土「こ、近藤さんっ、」 近「トシ!今言っていたのは本当なのか?詩音に手を出すなど………っ、なんて破廉恥な!!」 土「いや、待ってくれよ近藤さん。今のは宗次郎が勝手に」 近「女子で遊ぶのは限度があるだろう?!何故詩音にまで…っ、俺は詩音の親代わりとして!まだそういう仲は必要ないと考えて………っ、」 土「……………」 近「トシが駄目というわけではない。ただ、歳があまりに……っ、俺は一体どうしたら良いのだ」 土「ちょっと近藤さん。落ち着けよ」 そのまま近藤は落ち着くことなく、何度も何度も土方に訴えかけていたのを土方は何も言わずにただ苦笑いをしながら肩を揺すられていた。 一方ーー 宗「あーらら、土方さんってば今頃顔真っ赤にしてる近藤さんに……あっははは」 [………宗次郎さん、土方さんで遊ぶのは……] 宗「遊ぶなんて酷いですね詩音」 [そんなわざわざ近藤さんにまで] 宗「あの人は女遊びが酷いんです。多少は痛い目を見た方が良いんですよ」 […………………] ーー宗次郎さんって、本当に私と年が変わらないのかって考える時があるな……。なんか、……大人っぽいし。
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