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棗〔ぁ、すみませんっ、こんな話しをしてしまって…つまらなかったですよね〕
[いえいえ、むしろ嬉しいです。沢山教えてくれて]
棗〔……………。何か、聞きたい事ありますか?〕
[え……?]
棗〔ぁ、そのっ、僕が話せるのは少ししかないかもしれないけど、僕しか知らない事もあるかもしれないので…、、〕
照れているのか自分の前髪をいじる。
棗の性格が何となく分かってきた詩音は話しかけてくれる事にも嬉しくなり、「お願いします、」と頼むのだった。
そして、2人で話し込んでいると遠くから足音が近づいてきた。
その足音に気づいた2人だったが、棗がすぐに「明音様、」と声を出したので詩音もじっと先を見ていると先程どこかへ行ってしまった明音と九十九が戻ってきた
明「凄いね棗、どうして分かったの?」
棗「甘くみないで下さいよ?もうあなたの足音は聞いて分かりますよ!」
明「おー、凄い凄い。流石ですね棗」
誉められた事に喜ぶ棗。
年相応で、親に誉められたような笑顔を向けていた。
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