第42章…後悔と再会

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[あ、そうえばっ!] 高「お、何だ何だ?」 [この前九一さんからお菓子をいただいたんです。確かまだ残っていた気がしたんですけど…] 高「何の菓子だ?」 [最中です。あ、でも……] ー一残ったやつって確か……。ぁ、そうだあげちゃったんだ。駄目になっちゃうかもしれないからって……ぁー、、 [あげちゃいました。……すみません] 高「んだよー、誰にだよー」 [すみません、、] 高「稔麿か?玄瑞?桂さんか?」 [鳥です。] 高「あー、鳥か…なら仕方な……鳥っ?!鳥ってあれか?あの飛んでる鳥か?!」 [はい。あのたまに鳴く鳥です。] 高「っ、…な、何てことだ……、、俺は鳥に負けたってのか?もはや人間ですらねぇじゃねぇか…。」 [いや、たまたまですよ] 高「何だ?ついに俺は鳥よりも下の存在なのか?そりゃあ俺は飛べやしねぇけど」 [いや、誰もそこまで言ってません……。] 大分高杉が落ち込んでいるのを言わなければ良かったと後悔が残る詩音 人にでもあげた方がめんどうではなかった事を過去の自分に言ってあげたかった。 [……過去、、高杉さん] 高「ぉーあの雲……、随分美味そうな形をしてーーって、、ん?何だ?」
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