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スッと…放され、違和感はなくなる。
[……な、………、、]
吉「言ったでしょ。……酔ってるかもって」
[よ、酔ってなんかないじゃないですか!!]
吉「そんなに嫌だった?」
[嫌、、……じゃないですけどでも!]
吉「口にしたわけじゃないよ。少しずらした。」
[だ、だだ、だとしてもっ!]
顔を真っ赤にさせながら、落ち着かない様子の詩音。吉田はそんな様子の詩音に更においうちをかけるかの様に、頬を両手で包み込み、顔を近づける。
ギュッと目を閉じる詩音だったが、違和感は訪れず、ゆっくり目を開くとコツンとおでことおでこが合わされる。
吉「………しないよ。」
[……っ、、………]
吉「だから、………そんなに怖がらないでよ。結構くるから…」
[ぁ、……あの、………吉田さーー]
吉「そろそろ限界、なんだよ」
[…………??]
吉「詩音。僕は……君が大切だ。自分よりも、君の事が大切なんだよ。いや、それ以上に……他には何にもいらない程に……君が欲しいんだよっ、、」
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