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吉「……少しは、意識してくれると嬉しいけど。でも…あの詩音だし期待はしないでおこ。」
［ど、どうしようっ…。顔あわせられない…］
吉「でも、避けられたりしそうだな…」
［いつも通り。いつも通りに。］
吉「避けられたらどうしよう……なんか、とりあえず問い詰めるか。……顔も真っ赤にさせてたから、照れてるんだよね…？きっと。」
［大丈夫大丈夫。気にしすぎない事が大切…。大丈夫大丈夫。きっとまた、私をからかって遊んでるだけ］
吉「慣れない事するもんじゃなかったな…。逆に信じてもらえてなかったりしないよね……？」
［…平常心。平常心……って、無理っ］
吉「……はぁぁぁ、」
［……はぁぁ、………］
「このままじゃ、いられない。」
［このままじゃ、……駄目、だよね］
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