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[えっ?!!]
吉「………」
慌てる詩音とは逆にかなり冷静な吉田
言い方はからかいが紛れているようだが、目を見れば真剣なのがすぐに分かる
[……っ、、]
吉「なんてね、……ちょっと今のはからかい過ぎた。ごめん」
[……………]
吉「………駄目だね、、、こんな風にするつもりなんて全く無かったのに。本当…格好悪すぎ……」
俯き、袖で自分の顔を隠す吉田の隣に膝をつき腕を両手で掴む
それに驚いた吉田は顔を上げると、すぐ近くで目が合う二人。
詩音は、目を反らさずに…自分の思ってる事をそのまま伝えた。
[そんな事ありません。……吉田さんだって私と同じで、どうしたらいいのか分からないだけなんですよね…?……格好悪いなんて、全然あるわけないですっ…。吉田さんはいつもいつも私の事を気にして下さっていて…とても……優しい方です。……そんな方を私は、、格好悪いだなんて思わない、です……]
吉「詩音………」
[………ぁ、…すみませんっ、私っ]
自分のやっていた事に気づき、パッと両手を離す。
しかし、吉田の方がやはり一枚上手の様ですぐに吉田によって掴まれる詩音の右手
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