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高杉の事で苦笑いをしたと思えば、襖に手をかけながらジッと浮かない表情に戻り、立ったままな詩音
玄瑞が中へ入るよう促すと、小さな声で返事をしながら頷き皆の集まっている場までくる。
用意された朝餉の前に座ると同時に桂が話しだす
桂「さて、詩音も揃ったし…食べよう。せっかくの温かい汁物も冷えてしまう」
高「最近冷えてきたからなー…。俺寒いの苦手なんだよなー、てか嫌いだ」
九「お前、雪好きではなかったか?」
高「雪は好きだが寒いのは好きになれねー。」
玄「何言ってるんです?寒い時期にこそ君の派手な襟巻きが役立つんですよ。」
高「寒さよけじゃねぇんだって!」
桂「ほらほらほら、、言ってながらまだ食べ始めてもないよ。本当に汁物冷えてしまうからね?知らないよ…?」
「いただきます」と桂が言うと詩音もまた小さな声で言う。箸を手にとり、手前のおかずから手を出し食べ始めていく
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