第43章…自覚

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カチャカチャと皆がそれぞれ食べており無言の時間が流れるも消して気まずさなどはなく、落ち着いた雰囲気だった。 それわ毎回毎回壊していくのは空気が読めるのか読めないのか謎な人物である 高「にしても、今日は寒いなー」 九「……お前の格好が見るからに一番温かいと思うが」 高「襟巻きの事か~?だから、これは寒さ対策じゃねぇっての!」 玄「考えが普通じゃありませんね。寒さ対策じゃないのなら何だって話しです。」 高「俺自身を表す。みたいな?」 高杉の一言に一気にシーンと静まり返った。皆ピタリと動きをとめ、高杉を見返していた。 高「……んだよー。」 別に…と言った様に動き始める高杉以外 玄瑞の顔と言ったら呆れてものも言えないと、蔑んだ目を向けていた。 玄「……呆れた、」 高「おいちょっと待て!今の!今の聞こえたからな!」 玄「当たり前でしょう。聞こえてもいいように言ったんですから」 高「お前、開き直りやがったな?!」   そんな騒がしくなった席でも変わらずに黙々と手を止めずに食べている九一
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