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沖「まったく、本当に敵に回したら怖い人だ。あんな人に騙される奴らが可哀想に思えてきます。」
想像しただけでも寒気がしてきたので即座に止める為に首をブンブンと左右に振る
沖「……まぁ、面倒な事が起きなければ僕は別にどうでも良いんですけどね、」
面倒は勘弁してほしいので。とボソッと呟いたのは誰にも聞かれる事は無かった
土「で?暇だから邪魔しに来た…と?」
沖「邪魔?聞き捨てなりませんね、手伝いに来たんですよ。仕方ないから」
土「邪魔してるようにしか思えねぇんだが?」
沖「落ち着かないんですよ。…空気だと思ってくれてて構わないですから気にしないで仕事していて下さい。」
土「おい、お前今手伝いに来たって言ってたよな?何で壁に寄りかかって座り込んでんだ」
沖「ちょっと休憩です…。最近、ぐっすり眠れてないんですよ」
土「………ちっ、」
舌打ちをしながらも座り込む沖田に何も言わなくなった土方
そのまま自分の仕事を続けていく。視界の端に入る沖田は、子供のように小さくなりながら眠っていた。
土「…自分の部屋で寝ろってんだよ、お前も…黙ってれば可愛い子供なんだがな」
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