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原「お前、アイツの事好きだろ」
平「は、はあ??!ちょっ、ちょっと左之さん何言ってんだよいきなり!!」
原「俺はアイツ、としか言ってねぇよ」
平「っく~~!たち悪いぞ左之さん!」
原「お前は一体誰を想像したんだろうなー」
平「何言ってんだよ!!だ、大体っ…好きとは違うってか、いや好きだけど!好きだけど好きじゃねぇっていうか…あー意味分かんねぇ!!」
原「一人で慌てて一人で混乱して一人で怒ってんじゃねぇよ」
平「だ、だからぁぁ…俺は、アイツが親戚みたいな感じなんだよ!距離感的に、家族として好き、みたいな!!」
原「馬鹿。言ってる事が親父臭いぞ。何だよ親戚って」
平「だから例えだよ例え!家族として大切なんだって!だから放っておけねぇの!」
平助の必死の熱弁に面白がる原田。言ってる事は分かるものの顔を真っ赤にさせながら言う姿は年頃の男の子だ。
原「お前は本当、年頃だよな」
平「もう何なんだよいきなり!」
原「いや、お前と歳の近い斎藤や総司とは全く違うなって改めて思った。」
平「それに関しては言われ慣れたよ!!」
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