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平「行動が全部女のためって何だよ!聞いた事ねぇよ」
原「当たり前だろうが。そんなわざわざ言い回る必要もねぇよ」
平「女女女女言いやがって…、自分がちょっと人よりも恋文多くもらうからって!」
原「ちょっとじゃねぇよ!…やっぱり、見た目に出ちまうのかなー。」
平「うるせぇよ左之さん!」
原「そう僻むなって、平助」
平「僻んでねぇ!」
原「そう落ち込むな。小さいのが良いっていう女は絶対にいる。」
平「…………………励ましてるつもりかよ。」
原「…それよりも、お前行きたいんだろ?さっさと行ってこい!くれぐれも厄介事起こすなよ」
平「んなへまはしねぇよ!」
原「早く行け行け、ほら」
シッシッ、と腕ではらう仕草をされた平助は「左之さんのばーか!!」と叫びながら走っていった。
残された平助の隊士達は「組長ー!!」と走り去る背中に呼びかけるが応答はなかった。原田はため息を一回はくと、平助の隊士達と自分の組の隊士達に遠回りして屯所に帰ると伝えると平助が走っていった方向とは逆の道へ向かっていった
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