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吉「いいから、放っておいてあげな。」
高「お前は心配じゃねぇのかよ」
吉「別に。詩音の問題だし」
高「お前、詩音の事好きなんじゃねぇのかよ」
吉「…今、それ関係ある?ないよね?」
高「……………」
吉「何もするななんて言ってないよ。様子見で良い。支えるだけで良いんだよ」
「じゃあ、古高を待たせてるから僕はもう行くよ。それと、近々一度戻るから。そう桂さん達に伝えといて」と言うと返事も聞かずに歩いて行ってしまう。
高「ぁ、おいちょっとっ!…ったく、せっかく人が教えてやったのによ!…アイツの考える事は分かんねぇよな~。俺が探すのにどれだけ時間を費やしたと思ってんだ。………ま、まぁ…数刻しか経ってねぇけど…。」
一人で自問自答を繰り返す高杉
気づけば既に前を歩いて行った吉田の姿は見えなくなっていた。
高「いいさいいさ!桂さん達に言いつけてやるからな!」
……………
…………………
玄「そうですか。相変わらず素直じゃありませんね」
高「そうなんだよ。素直じゃーーっていやいやいやいや!違う違う!」
玄「?私の解釈間違ってます?頑張って君の話しを理解したつもりでしたが。」
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