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高「稔麿が今度顔出すってよ。後はーー」
「そうですか…。っと……あ、ありました。ありました。」と高杉を遮った玄瑞
高「?……何だよそれ」
玄「桂さんが手に入れた見取り図ですよ。まったく、こんな場所に閉まって…それで無くしたと騒いでても見つかりっこないですよ。本当に…自分で閉まっておいて忘れるとか…あり得ませんね」
高「何の見取り図だよ」
玄「……はぁぁ。呆れた…。」
高「何だよ!」
玄「言った所でどうせ忘れるでしょう?いずれ嫌でも知る事になるんです。それまで待っていなさい。それから…、稔麿君が戻ってくること、私よりも先に伝えなければならない相手がいるんじゃないですか?のんびりくつろいでないで、伝えに行ってきたらどうです」
高「ぁー、…桂さんか、、あの人一体今どこにいんだ~?姿が見えねぇが…」
玄「……何故桂さん…」
高「まーた変装して練り歩いてんのか?」
玄「……桂さんなら、今は出てますよ。すぐ帰ってくるでしょう」
高「そうなのか?何だよ、なら後で伝えるしかないな」
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