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「探してくる。」と九一は言うとその場を後にし、桂の部屋へと向かっていった。
高「………あ!!」
[?…ど、どうかしましたか?]
高「俺だって稔麿に会ったんだから、俺にあの文書渡せば良かったんじゃねぇの?!わざわざ九一に渡さなくても良かったんじゃねぇの?!」
[…それは、、まぁ…。多分吉田さんにも何か考えがあったんじゃ…。話したい事があったとか!]
高「話したい事ー?」
[分からないですけど、…じゃなきゃわざわざ呼び出しませんよ!ね…っ?]
高「話したい事……んーーーー」
詩音も色々と言い回してみるが、ちょっと納得いかないような、ふてくされた様な表情の高杉
[帰ってきたら直接吉田さんに聞いてみたらどうですか?何でたー!って]
高「お前ー、俺の事一瞬馬鹿にしただろー?」
[してませんよっ!何でですか!!]
高「ったくよぉ…、もういいよっ…こうなったら直接聞いてやる!ビシッと!問い詰めてやる!」
返り討ちにならない程度に!と後付けする高杉
余程仕返しが怖いらしい。
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