1940人が本棚に入れています
本棚に追加
[ぁ、……行っちゃった…。逃げ足早いなー高杉さん]
ーーなんか、…最近…あまり一緒にいない気がするな…。
屋敷内にはいてもあまり話さない気がする。
何か、隠してるような…そんな感じがする。
きっと、私には言えない事なんだ。
吉田さんの様に、本当は忙しい方達だ。
それなのに…引き留めてるのは私。
何も言わずに、ただ帰りを待ってれば良い。
[………そう、おかえりなさいって言えるだけで私は満足なんだから。]
ーーーー
桂の部屋ーー
桂、玄瑞、九一の三人が話していた。
桂「……そうか、、やはり一度場を設けた方が良さそうだね」
九「しかし、あまり人数多く集まるのも目立つ。集まるのならやはり……いつも通り吉原や祇園の方が良さそうに思えるが。あの場はいつも人が多い」
玄「ですか、芸者達が間者の可能性もあり得ます。酒を呑むだけならばまだしも、会合の場にはむかないと思います。」
桂「そうだね、……きっと情報が洩れている。いつもとは違う場にするのが良いかもしれないね。私一人の意見ではないから何とも言えないけど」
最初のコメントを投稿しよう!