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「ねー」と詩音の頬をツンツンと人差し指で触る桂
桂〔きっと詩音は那緒司似だよ。〕
紗夜〔那緒様似なのは嬉しいですが、きっと明音が似ますよ。今の時点でもう自由奔放な所が似てますから。〕
桂〔君とは違う部分で自由奔放だからね、彼は〕
紗夜〔何です?〕
桂〔いや、こちらの話だよ〕
…………
………………
桂「争い事は嫌いで、普段は何も言わない子だったが、自分が納得いかなかった場合や、不満があった時…あの子は一度決めた事は絶対に譲らない。そんな子だったよ」
[……はぃ、……]
桂「詩音の記憶の中の紗夜は母としての記憶。だけど私の記憶の中では妹としての紗夜なんだよ。」
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