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玄「ほー…。」
[こんな感じ、ですかね?]
玄「上出来ですよ。きちんとした答えです。普通なら、そのような答えは出せないでしょう。あなたならではですよ」
[………私ならでは、、]
玄「あなたが新撰組側にいたのは変わらない事実。だから、あなたにしか分からない事があるんですよ。
まぁ、今回は私が個人的に気になっていたモノなんで気にしないで下さい。対した意味もない質問なので。」
[…は、はい…。]
玄「さてさて、詩音さん。一つ頼まれてくれませんか?」
[何でしょうか、]
玄「稔麿君の部屋の掃除です。まぁ綺麗でしょうが本人が不在の今、埃も溜まってしまいます。お願いできますか?」
[はい、分かりました。…ぁの、勝手に入っても平気でしょうか]
玄「問題ありませんよ。本人いませんから、文句は言わせません。」
[分かりました、]
詩音は立ち上がり、そのまま部屋をあとにした。
残された玄瑞と九一。今まで黙っていた九一は一回ため息をつくと、視線を玄瑞に向けた。
九「随分と分かりやすいな」
玄「そうですか?」
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