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そのまま無言の時が流れる。
気になった詩音はチラッと隣の人物を覗くが、ジッと真っ直ぐを見つめていた。
[…、………]
吉「言ってはくれないんだ」
[へ?!]
吉「だから、言ってくれないんだ」
[言ってくれないって……何を、、]
吉「……………」
[……ぁ、]
思いついた様に詩音は顔を真っ赤にさせる。
吉「ちょっ、何で真っ赤になってんの」
[だ、だって!……//]
吉「君勘違いしてない?」
[か、勘違い……?]
吉「どうして「おかえり」って言うだけで真っ赤になるのさ、意味が分からないんだけど。」
[……おか、…えり………??]
吉「帰ってきたのに、言ってはくれないんだって事」
思ってもいなかった吉田の言葉に驚き目を見開く詩音
[ぁ、………おかえり…なさい。]
吉「………ジー」
[え、あの……]
吉「さっき何で顔真っ赤にしてたの?」
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