第46章…想い

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そのまま無言の時が流れる。 気になった詩音はチラッと隣の人物を覗くが、ジッと真っ直ぐを見つめていた。 […、………] 吉「言ってはくれないんだ」 [へ?!] 吉「だから、言ってくれないんだ」 [言ってくれないって……何を、、] 吉「……………」 [……ぁ、] 思いついた様に詩音は顔を真っ赤にさせる。 吉「ちょっ、何で真っ赤になってんの」 [だ、だって!……//] 吉「君勘違いしてない?」 [か、勘違い……?] 吉「どうして「おかえり」って言うだけで真っ赤になるのさ、意味が分からないんだけど。」 [……おか、…えり………??] 吉「帰ってきたのに、言ってはくれないんだって事」 思ってもいなかった吉田の言葉に驚き目を見開く詩音 [ぁ、………おかえり…なさい。] 吉「………ジー」 [え、あの……] 吉「さっき何で顔真っ赤にしてたの?」  
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