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[ぅえっ!!?]
吉「あんな風に顔真っ赤にさせちゃってさ。何…、それって期待していいの?僕」
[き、きた…期待っ、]
吉「忘れてなんかないからね。あの日僕が言った事…。君にした事」
ジッと目を見ながら話す吉田に、恥ずかしいのに目を反らせずにいる詩音
[……………////]
恥ずかしいのに
目を反らしたいのに…
反らせない。
この人の目に……惹かれてしまう。
そんなにジッと、真っ直ぐな瞳で見られたら……
だめ。駄目。ダメ。だめなの……。
[忘れてなんか、いない…。でも、…なんて言ったらいいか、分からない…。]
ポツリ、ポツリと言葉にする。
もう……詩音自身も限界だった。
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