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桂「詩音。これから、きっと君にとっては嫌な事ばかりが起きてしまうだろう。大怪我だってするかもしれない。下手すれば、命にだって関わる事だ。それでも君は私達と共に……」
[当たり前です。何度だって言いますよ。私は、桂さん達とずっと一緒です。怪我なんて別にどうだっていい。あなた達と、対等にありたいんです。]
桂「…そう。やっぱり…君は、強いね」
[女は、実は物凄く強いんですよ。]
桂「ああ、…そうだね。」
知っているよ。
……女子は、実は強いって事。
〔兄上、甘く見ないで下さいよ?
女子って実はとても強いんですよ。〕
〔沙夜には適わないよ。喧嘩をした事はないけれどきっと僕は勝てない気がする〕
沙夜、那緒司。
あの引っ込み思案だった子はとても強い子達だよ。
明音。
…すまない。もう少し、君の片割れを私達に貸しておいてくれ。
桂「その言葉を聞いて安心したよ。」
[だから桂さん、じゃんじゃん言いつけて下さい。私にも協力させて下さい。今まで沢山助けて頂いたんですから、今度は私の番です。遠慮しないで何でも言って下さいっ]
桂「分かったよ。君は顔をあまり出していないからそこを使わせてもらうよ。稔麿をとりあえず今の状況から救いたいんだ」
[はいっ、]
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