第49章……最期

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……… ………………… 何があったとしても、 1日…2日……1週間と日が過ぎていく。 新選組としても毎日の巡察や浪士の捕縛を通常通り行っていた。 斎「……最後に、何を話したのだ」 沖「………最後って……?」 斎「刀を振り上げた時、あの時何か話してただろう。」 沖「あぁ…、あれは」 「また、………会えますか」 [どうでしょう………。 でも、……また、会えたら嬉しいですね……。] 「詩音…。」 「ありがとう。 そんなに早く、皆来たら駄目ですからね。 ちゃんとおじいちゃんにならないと許しませんから」 これが、沖田と詩音の最後の会話だった。 沖「……約束、したんです。」 斎「約束?」 沖「はい。………そうなったら良いなって」 斎「……笑っていたな。」 沖「詩音ですか?」 斎「あぁ。……最初は震えていたが、お前と話した後は少し…ふと、笑っていた」 沖「っ、………その笑顔、僕も見たかったです」 沖田は苦笑いしながらふと、上を向き空を見上げる 「………もう、、会えないのは」 寂しい…ですね。
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