第1章…仕事

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「あ、詩音見つけましたよ!」 [うわっ!沖田さん?!] 「うわって、何ですか。うわって」 [いや別に何でもないです。お気になさらず] そこには、この時間普通では絶対に起きる事はない筈の 新撰組1番組組長 沖田総司がいた。 [そ、それより!早いですね沖田さん こんな時間に普段起きないじゃないですか] 「目がさえちゃったんです」 [珍しいですね] 「誰かさん達の声が騒がしかったからね」 山「あ、沖田組長いたんですか」 いきなり喧嘩腰で声をかける山崎 だが、全くそれを気にせずに沖田も返す。 沖「いましたよ。あー山崎さん。貴方の目、節穴なんじゃないですか?仮にも監察ともあろう人がそんなんで大丈夫ですか?とても心配です。」 山「見たくないものは見ないようにしてるんです。 すみません」 沖「見たくないものは見ない、ねぇ そんな風にしてるといつか不意討ちにあいますよ?」 沖田さんまで喧嘩腰で返す始末。 山崎と沖田にとっては毎度毎度お馴染みのやり取りだった。
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