誘拐された子供を救え!

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「それはわかりません……。しかし今は……この状況をなんとかする方法を考えるほうが先です!」 「……だね!」 二人は振り返ると、この原因である誘拐犯がいるであろう場所を見据えた。 「いくよ、ブラッキー!」 「ええ!」 誘拐犯の元へと歩もうとする二人。しかし再び風が巻き起こり、それ以上奥へは進めない。 「くっ……!」 「この風邪魔だな……っ!」 犯人は二人のそんな様子を見て嘲笑う。 『くっくっく……。モノクローム……どんなすごい奴らなのかと思えば、この程度か。取るに足らないな。姿を見せる必要もなさそうだ』
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