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それも当然か、モノクロームはミュウの誇りで、自信の象徴で。
もちろん、ブラッキーにとってもだが。
「(まあ、今回は私の出番はないようですね)」
ミュウがふっと息をつき、右手を下ろしたのを見ながら思う。
――だが。
『くっくっく……』
「「!」」
聞こえたのはあの耳に触る笑い声。
「どういうコトっ!?」
犯人は笑いながら、誇らしげに言う。
『俺も隣にいる奴と同じ「あく」だからな……貴様の攻撃など痛くも痒くもないわ!』
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