誘拐された子供を救え!

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「なんだとっ……!くっ!」 まさか受け止められると思っていなかったドンカラスは、再びカウンターの奥へと戻る。 「(一瞬驚いたが……何と言うことはない。こちらが有利な状況に変わりはないのだから……)」 近くが危ないのなら、さっきのように遠くから攻撃すればいい。それだけの話だ。 だが。 ミュウとブラッキーに先程の、困り果てたような表情はない。 それはむしろ、勝利を確信したような、自信に満ちた顔。 「ブラッキー、いける?」 「任せて下さい」 口元に笑みを浮かべる二人。
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