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その右手で弾けているのは、電撃。
「(!?)やっ、やめ……」
ミュウは高らかに宣言する。
「10まん……ボルトっ!!」
「ぐわあーっ!!」
見事直撃し、ドンカラスは力無く倒れた。
「まあざっと……」
「こんなものですね」
ハイタッチをし、にこっと笑うミュウとブラッキー。
「な……なぜ……俺のスピードを……」
ドンカラスは二人を見上げる。
口から出る言葉も弱々しく、戦う力はもうない。
しかし、これだけは聞いておきたかった。
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