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『さっき何か言いかけたこと、黙っておいてあげるよ。まあ、どちらにしろ罰は下るけどね……じゃあね♪』
「――っ」
「「!」」
ドンカラスの姿が、突然消えた。
「テレポート……!?」
「彼からは逃げる意思はなかったように見えたのに……」
二人は一つの結論にたどり着く。
「もう一人……誰かいたんだ」
「それなら、扉のバリアも納得できますね」
だが、ここで新たな疑問が浮かぶ。
もう一人いたなら、自分達を攻撃してもよかったはず。
なのに何故ドンカラスだけを連れ去ったのか。
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