少年の決意

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レヴィと言う少年はその3つともに優れている。 隔離施設は世界に何十万とあり35億の幸福請負人がいるのだがそのなかでもその中でも10指に入ると言う評価を受けていた。 幸福請負人の使命を今から受ける15歳としては異例の事だった。 通常15歳までに別の施設で教育を受け15歳になったらこの隔離施設にいれられ半年間の時間が与えられる。 ここで本人に幸福にする人間の名前が伝えられるのだ。 大抵同じ年齢のもの同士でその恩恵を受ける事になる。 例えば15歳の幸福請負人は15歳の人の幸福を担当する事になるというか事だ。 当然 いや当然と言うにはおかしい事なのだが その幸福を約束された人間が死んでしまったら幸福請負人も死ななければならないのだ。 病気や苦しみを幸福人が受ける事があればそれ以上の苦しみが幸福請負人に与えられる。 理不尽な制度である
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