少年の決意

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レヴイという少年は勿論この制度には納得していなかった。 上の人間のものとしてはこのレヴイという少年がこの後どれだけ脅威になるのか知るよしもなかった。 それもそのはずだった。 生まれてある程度成長するとこの奴隷制度が正しいという風にマインドコントロールするのだから。 しかしこのマインドコントロールは完全ではなかった。 人は完全に人の心を読む事は出来ない。 それがあいまみれた瞬間だった。 しかし200年間の月日このマインドコントロールで大きな反乱が起こる事はなかった。 そのゆえ過信し過ぎたのかもしれない。 上のもの達は 幸福請負人から幸福を受けているのだから その幸福で自分が満たされていたら 不満はない そう 上のもの達も 自分ば幸せになる為に 上の者同士組んだだけなのだから。 レヴイという少年は人間の心理をここまで読んでいた。 自分がマインドコントロールにかけられた事も全て このトップグループにたいした結束力はない事に
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