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俺は大体の事を黒帽に話した。
悟を狙う為に聖をクリミナルに引き込んだ事。
光臣に龍平を殺すように指示をした事。
裏の社会と繋がっている事。
全ては由奈を守るためだという事。
だが、寸前で失敗だな。
あと悟が残ってる。
あいつを殺すまでは捕まる訳にはいかないが・・・・・・
この騒動で近所が確実に警察を呼んでる。
「・・・・・・親父・・・・・・」
黒帽は戸惑っている。
まぁ当然だろうな。
由奈のために自分の父親が殺されたんだからな。
しかし光臣もまた殺されているとは思わなかった。
「分かっただろ?もう行け!そして俺の前に二度と現れるな!」
黒帽は立ち止まっている。
「どうした?早く行けよ警察が時期に来るぞ?お前まで捕まりたいのか?頭の中の整理なら逃げてからしろよ!」
黒帽は唇を噛み締めながらゆっくり出ていこうとする。
「おい、黒帽!お前もう一つ質問があるって言ってたけど、いいのか?」
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