鏡の中のわたし

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「わかってるよ。そうやって友達を使って相手の…」 鏡のわたしがわたし遮って続きをいいはじめた。 「相手の気持ちを確かめるなんてなんか嫌なんでしょ?その子を使って探らせるって、その子はあなたの飛び石になるわけだものね」 「なんでわかるの」 あまりにも当たりすぎて怖くなる。 「なんでわかるのって…あははは。あなたお馬鹿さんも大概にしなさいよね。わたしはあなたなんだからわかるに決まってるでしょ」
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