第一章

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「1464位だっス。…つーかそれより文学部に可愛い子がいるんスけど、知ってます?」 「マジか!オレより上!?下!?タメ!?」 「情報によると先輩の一個下で、俺とタメらしいです……」 女子談義に花を咲かせはじめた佐土原と有川に陸は苦笑いを浮かべる。 結局、少数派名字身分区別法について、佐土原に説明するのを忘れたのに気付いたのは、昼食を終えて講義が始まってからだった。
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