序章

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「……ん? ここは……?」 俺は眠気によって重くなっている瞼を開く。 目の前に広がるのは、周囲一キロに広がる大きな草原。 周りには動物の群れもいる。だが、その動物は見たことのない姿をしていた。 言うなれば、ライオンと人を足して二で割った感じ。動物と言うよりモンスターだ。 しかし、それ以外はただの広い草原。辺りは静かで、聞こえてくるのは風がなびく音だけ。 これは……夢なのか?それにしては、周りの風景、体の感触、すべてに於いて、リアル過ぎる。
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