今日から私がお姫サマ!?

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暫くその場で青年が立ち去った方を見ていた少女だったが、はっ!と気付き辺りを見渡し―――叫んだ 「此処、何処よ~!!」 少女の目の前に広がるのは、辺り一面に咲く花畑 「……誰か、居ないのかしら」 少女は、不安げな面影で、取り敢えず花畑の真ん中を歩き出した 「しかし、無駄に広い花畑ね。歩いても歩いても、花畑から出られないわ」 少女の中で、約30分くらい歩き続けていると 「……ハァ………ハァ……やっと……出れた」 少女は、息も絶え絶えで花畑から抜け出した
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