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「と、とにかく死なせちゃったことは謝るよ。本当にごめんなさい」
ごめんで済んだら警察いら(ry
まぁ反省してるようだし、転生もしてくれるようだから許してやる…………とでも思ったか。
とりあえず紙様の羽をむしる。なんかこれも定番みたいだし、記念にやっておかねば。
ブチブチブチブチ……
「痛い!いたいたいたいたい!!ちょ!? ま……」
どうやら本当に羽むしるのって痛いみたいね。
ブチブチブチブチ……
あ~、てかあっさり俺死んじゃったけど親が悲しんだりしてないかな……
ブチブチブチブチ
仲良かったあいつらにも、少し気になってたあの娘にも会えないのか……
ブチブチブチブチ……
あ、そういえば宿題もやってなかったな。
読みかけの漫画だって、ラノベだって読みたかったのに。
ブチブt「そろそろやめぃぃぃいたい痛い!」
そういえばこいつの羽抜いてたんだったな。
「ざまぁ……」
「……うぅ。ひどい……もうさっさと転生させようかな」
紙様はぐったりとしながら涙目でそう言った。
「そうだな。おれもそろそろ飽きてきた。さっさと転生の説明やってよ」
「……はい」
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