1,始まり

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 さてと、妹の新崎 愛梨の軽い紹介をしておこうかな。  容姿は、100人中100が振り返るほど可愛い……らしいよ。  運動は、ずば抜けてできているけど、勉強はダメダメたね。  愛梨が1人で勉強したっていうテストで赤点以外は見たことないし。  あ、間違っても料理はさせない事をオススメするよ、死にたくなければの話だけどね。  兄さんの部屋はすぐ隣だし、あっという間についちゃった。  さて、起こしに入るかな。  ゆっくりと物音をたてないようにドアを開ける。  さて、今日はどんな悪戯をしようかな。  昨日は悪戯書きしたんだ。  考えるの面倒だし……殴ろ。  誤って急所を殴っても、僕に責任はないしね。  寝てる兄さんがいけないんです。 「兄さん……おーはーよーう!!」 「んぁ?…って怜何するの!?やめてってば!!!」  あ、当たる寸前に逃げた。  んー、普段なら追撃してあげるけど、今日はそういう気分じゃないし見逃してあげよう。 「早く着替えて下に降りて来てね」 「え!?あ、うんわかった」  ドアを開け、外に出る。  兄さんの部屋も出たことだし、兄さんについて軽い紹介をしておくね。  僕の双子の兄さんで名前は 新崎 海翔。  愛梨と同じで、勉強が出来ない。  そして、運動神経がずば抜けて高い。テストで赤点以外は見たことないね……よく高校に入れたなって思うよ…本当に…。  料理は間違えてもやらせないでね?大惨事になるから。  容姿は…物凄いイケメン君。  中学校の時はハーレムを形成したし。  あ、愛梨もか。
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