序章 皇女暗殺

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行政特区日本・・・・ ユーフェミア第3皇女が宣言した。ナンバーズとして苦しめられてきたイレブンが日本人としての身分を取り戻し、ブリタニア人と日本人の壁が無く 差別も無く平等の権利を認めるというものだった。 疑心暗鬼な日本人達だったが、黒の騎士団の指導者・・・ゼロ。彼の協力により日本人達の関心と信頼を集め、ユーフェミアとゼロは平和の象徴と成りつつあった。 しかし、その特区日本を心良しとしない連中がいた。 ブリタニア軍過激派の連中だ。奴らは僕がユフィと二人でサクラダイトを運ぶ貨物船に居るときを狙い事を起こした。 第3皇女暗殺・・・・貨物船に乗っていたのはすべて過激派だった。奴らはユフィを射殺しようとしたが僕が庇い暗殺は失敗。 だが、奴らは証拠隠滅と僕らの殺害を同時に行うべく、貨物船を爆破した。 辛うじて、僕らはポートマンで脱出することに成功したが、僕は腹部と肩に二発の銃弾を受け、かなり重傷だったらしく意識を失った。 僕が気がついたのは一日後だった。 ユフィはポートマンに積んであった非常食と僕と食べる予定だったお弁当を食べ、飢えを凌いでいた。抜けていると思ったら賢い女性だ。
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