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「わかった。私の私兵を向かわせよう、逆探知は出来ているそのまま北上し奔杼湾の蒼蓮という船のそばにいき゛このチャンネルに繋いでくれ」
「了解。感謝します、星刻さん」
「星刻でいい。気をつけろよ」
通信を終えると俺は横になった。こんな風に女性と一緒に寝るのは初めてだったが意識は直ぐに消えた
目を覚ますと夜の2時を回っていた。
ユフィはもう起きていて、非常食を配膳してくれた。
「もう、夜ですね」
「そうだね、もうすぐ着くはずだから」
僕はシートから体を動かせないので、ユフィに食べさせて貰っている。かなり恥ずかしいが、見ている人は居ないので死ぬほどではなかった。
ポーン、ポーン、ポーン
機体内に目的地に着いた合図が流れる。僕はユフィに星刻から聞いたチャンネルに繋げて貰った
「こちら、ライ。黎星刻からここへ来るよう指示を受けたのだが」
通信にでたのは女性だった。
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