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「ライも少し派手だと思いませんか?」
「いや、ユフィにピッタリだ似合っているよ」
僕がそういうとユフィはニコニコしながらテーブルへ向かった。
食事を終え星刻に今回の事情を話した後に今の日本の様子を聞いた。
「黒の騎士団の過激派が、ユーフェミア第3皇女と作戦の邪魔をした、ライ作戦補佐官を殺害し貨物船ごと爆破させた。その後、作戦補佐官の機体を奪い無差別殺人をし紅蓮弐式と月下の活躍によりリーダーを処刑、事件は終わったと思ったが、このことをネタに騒ぎ立てたのが、純血派と一部を除く皇族だった。
黒の騎士団との小競り合いが起き紛争に発展、今は戦争のレベルまできている。」
「そんな・・・・」
「・・・・・・」
僕らはショックを受けた。日本では、僕らは死んだことになっていてそのせいで再び戦争が始まってしまったのだ。
「これからどうする、ライ」
「今は身動きが取れないんだ・・・・しばらく、保護してもらうのはダメかな?」
「それは構わないが、その代わりライ私を手伝ってくれないか?」
「僕が君を?」
「ああ、私は天子様との約束を….永続調和の契りを成す為にこの国を変えねばならんのだ」
僕はすぐにわかった、天子様は彼にとって大切な存在なんだと……
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