序章 皇女暗殺

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「ライヤー・ヴァルフェイトっと名乗ろうと思う。」 僕がそういうとユフィは悲しい顔をした。 「何で嘘つきと言う名にしたのですか?」 「嘘だからだよ。これからやることは、僕が死んだことを前提に進めていく。だから、嘘つきなんだ」 僕の辛さや覚悟を理解したのか、ユフィはそれ以上聞いてこなかった。 「わかりました。私も髪の毛と名前を棄てます。」 そういってユフィは部屋を出て行った 名前は貴方が考えてと言い残して 「ライアーか、プライベートの時はライと呼ばせてもらうよ」 「構わない、ライは黒の騎士団とブリタニア軍にかなり知名度があるからそれを行方を眩ませるためにライアーと言う名にしたんだ。星刻、初めに謝っておくよ。 ライアーの時はかなり性格や口調も変えるつもりだから気分を害さないで欲しい」 「なるほど、そのことなら理解している。私はライだろうとライアだろうと受け入れるつもりだ。」 「ありがとう、星刻」 ユフィは名をあらためて、ユフィーナ・シャルロットの名にした。 髪は肩までバッサリ切り、かなり印象が変わった。 僕らは中華連邦に滞在し力をつけていった。 中華連邦に滞在して僕は地位と階級を与えられ、専用のナイトメアを手に入れた。技術者にギアスをかけたのは言うまでもないが、まさかラクシャータさんがこちらに来るとは嬉しい誤算だ。 彼女には、新兵器が出来る度にこちらに送ってくれるようにギアスをかけた。
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