5人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
そして静かにガッツポーズをするレーガン。
そうと決まれば、と。レーガンはベランダに干された少女の脇に手を挟み、ゆっくりと引き上げた。それだけだ。だというのに──
彼女の服は一本の長い糸となり、彼女の肌からハラリとはだけてしまったのだ。
「私の……オートマチックシールドが……」
肉食獣の如き瞳が、レーガンへと向けられる。
赤面した少女の顔に、剥き出しにされる白の羅列。それらが一斉に煌めいたのだ。
「はぁぐ!!!!!」
「痛ったあああぁぁぁぁぁぁ!!」
最初のコメントを投稿しよう!