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「はぁ…金も無い知恵も無いあるのは周りの草だけだ…。腹減ったなぁ…。」 そう思ってた、たぬきのそばに近寄る影…。 「ん?」 戦闘体勢になった、たぬき。 「にゃぁ~」 と鳴く影。 「なんだ猫か…。どうしたんだいそこのにゃんこ」 「にゃぁ~」 猫の言葉が人間に通じるわけがない。 だけどたぬきには、わかった。 「それをくれるの?」 「うにゃ」 猫はそうないた。
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