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続*初めて。(シリアス甘)(※優生視点)
親しい友人…俗にいう親友からの、突然の告白。
(おんなじ男に告白されると普通気持ちが悪い、よなぁ…?)
だけどなんだろう、この気持ちは。…全然、嫌悪感なんて感じてなんかない。
■続*初めて。■
放課後、教室。
手紙で深琴に呼び出された。…のはまぁいいが。全くもって深琴は話を切り出して来ない。
「深琴?深琴!」
「あ、なんだ?」
「なんだ、じゃないだろ。人の事を呼び出しておいて。」
「そ、うだった。ごめんね。」
(まったく…)
仕方ないなぁ、と苦く笑いながら再び深琴に視線をやる。
「で、なんか用か?」
「あ、うん。俺…」
頬を少し染めながら戸惑っている深琴。
(可愛いなぁ…)
…て、ちょっと待て俺。待つんだ優生!
男に可愛い、は無いだろう。そもそも可愛いというのは女の子に使う代名詞(?)であって…
なんて考えていると深琴が「あの…」と呟き、現実に戻された。
「俺、優生が好きだ。」
耳まで真っ赤にしている深琴を見て、やはり可愛いと思う。…これは恋なのだろうか
■続*初めて。■
(俺も、深琴が好きだよ。)(え、えぇええっ!?)(さ、帰るか。手でも繋ぐか?)(ちょ、ゆ、優生!)(行くぞ~。)
可愛い可愛い君。
顔、真っ赤にしちゃって。
離したりなんかしないよ。何があっても…な。
*END*
終わりぃ🌷
なんや無理矢理終らせた感が…。←
[20070705]
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